容姿・経歴・その他メモ

髪

緑

瞳

茶

肌

薄め

孤児院に居たところをFHのとあるセルに目をつけられて引き取られる。
何を考えているかわからないそのセルリーダーは、那雪の瞳を見て満足そうに笑い、高濃度のαトランスを吹き掛けた。
結果、セルリーダーの望んだとおりにノイマンシンドロームに覚醒し、とあるEXレネゲイドの精神の残滓が組み込まれた、プロトタイプのAIに適合するようにその身体を改造された。
元々、人を放っておくことが出来ないタイプだった那雪は、AIの残滓に残った『寂しい』という感情に触れて寄り添ってしまった。
結果、天才の知能と、戦略AIの最強のタッグが生まれてしまった。
しばらくはFHチルドレンとして、ただ言われるがままに任務をこなした。
何が良くて、何が悪いのか全く分からないままどんどん心が掠れていった。
全てが擦り切れて、このままジャームにでもなるのかな、と思っていたころ、任務から帰還した時、所属していたセルが壊滅していた。
そのまま自分も殺されるのだろう、と思っていたところ、伸ばされたのは救いの手だった。
どうやらFHが有能な少年少女を集めていたのを調べていたらしい。
久しぶりにとった人の手は、なんだか暖かかった。

その後はUGNに入ることを勧められたが、なんだか後ろ髪を引かれてしまって、所属までは憚られた。
それに、FHに居たことの証明である『相棒』を自分から切り離すのもなんだか心苦しかった。
最初の『寂しい』という印象が忘れられなかった。
FHのアイテムを身につけ続ける自分がUGNのエージェントを名乗るのは流石におこがましかった。
だから、一般社会で過ごしながらもUGNに協力をすることを約束した。
自分がFHに居た事実は変えられない。それだったら、それなりに情報屋などできることがあるはずだと、協力者の立場をとった。
また、小さい頃に読んだ絵本の思い出をふと思い出して、自動二輪に興味を示した。
通信制の高校を卒業し、大学にも籍を置いたが下手に社会に出るより、個人店などを営んでいた方が『後ろで』動きやすいのではないかと判断し、その道に進むことにした。

最初は頭脳を生かして株や投資などで頭金を稼ぎ、街と山の狭間あたりに小さな中古二輪の店を構えた。
表向きは『マニアックなパーツでさえも揃うバイク好きの穴場』。
裏は『噂から裏社会、非日常の世界が集まる情報屋』として。
そうは言っても、表ざたに大きくは動けないので、集まる情報というのは本格的なそれとも言えなかったが。
自分を救ってくれたUGNへの恩返し。それだけのためにただ動いている。

経験が経験からか、あまり感情を表に出すのが得意ではない。
そのため、愛想が悪い店主、と思われているが、バイクの知識と腕が確かであること、話してみればそこまでつっけんどんでもないため、知る人が知るお店、となっている。
そもそも、本人はただ人付き合いというものをどうやって行けばいいかまだ戸惑っているだけで、本来は面倒見がよく、世話焼きなのでそれに気づき始めている常連もいる。

数年前、仕入れのために山の中を走っていたら、車に轢かれたらしい子ダヌキをみつける。
まだ息をしていることに気付き、急ぎ店に連れ帰り手当をした。本人曰く『放っておけなかった』らしい。
元々ノイマンシンドロームで動物の言葉も理解できたため、元気になった子ダヌキと話していたら、いつの間にか住み着いてしまった。

彼がオーヴァードに覚醒してからも、ドクタードリトルの効果で元々会話ができていたためしばらく気付かなかったらしい。
突然器用に二本足で立ちあがってバイクを手入れし始めた瞬間にものすごい顔で振り向いたという。
その時の顔は恐らく、初めてそんな顔をしただろうなというレベルですごい顔だったと思われる。


店の名前は『rider docker』とかかなあ……一助ちゃんの元々のお店『Dockers』なのと、韻を踏むみたいな感じでライダーの停泊所、とかつけそうな気もしなくはない…略称で『RD』とかのロゴがあるかもしれない。

一助ちゃんとの出会いのこともあり、3rdの世界で考えると時系列が大変だということでAIDAくんにはプロトタイプになってもらった（指さし）
ただ、FHから情報を得たりした時に最新のAIDAの構造とか聞いて反映させたかもしれないし、逆に自身で改造している可能性もある。ただ、EXレネゲイドの残滓が残ったFHらしい機械を身に着けたままでいる選択をしたのも、彼。

RWステージのコンバート。
元は以下。（元はモルフェウス×ノイマン）
https://flyingfish.stars.ne.jp/ytsheet2/dx3rd/?id=cD6AfI

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